ペインクリニックが治療を行っている主な疾患

カウザルギー

カウザルギーとは

外傷や手術の後に、傷は完治しているのに痛みやしびれが続く場合があり、反射性交感神経性ジストロフィーと呼びます。神経が明らかに切断 された後に、激しい痛みが続く場合をとくにカウザルギーと呼びます。各種薬物療法、神経ブロック、リハビリテーションを行いますが、完治はなかなか 困難です。

主な症状

通常四肢の神経の部分的損傷によって起こる。 受傷直後から発生することが多いが、時としてしばらく遅れる場合もある。 好発する神経は、正中神経、坐骨神経、頸骨神経および尺骨神経である。 橈骨神経のCRPS typeIIはまれである。 神経損傷に伴う感覚低下の領域を認める。 感覚低下領域を中心にした持続性の灼熱痛、アロディニアおよびhyperpathiaなどの疼痛が主症状である。 皮膚温の以上、浮腫や発汗異常などのRSD様の症状を随伴することもある。 痛みは単一の神経の走行に沿わずに、近位に拡大する。

主な治療方法

薬物療法 ・鎮痛消炎剤 ・ビタミンB12製剤 ・ケタミン持続点滴 神経ブロック ・早期からの局所ブロック ・星状神経節ブロック ・硬膜外ブロック ・腰部交感神経節ブロック ・など リハビリ ・運動療法 ・脊髄電気刺激療法

出典元

主な疾患例一覧

※すべてのペインクリニックで上記の疾患を扱っているわけではありません。 『全国ペインクリニック検索』で検索しホームページなどをご覧になった上で、 必ず事前に相談するか、または診療を受けてご判断ください。