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鼻アレルギーについて

出典:アレルギー性鼻炎 - Wikipediaより

鼻アレルギーとは

アレルギー性鼻炎(アレルギーせいびえん、allergic rhinitis, 略 AR )とは発作性反復性のくしゃみ、水性鼻汁、鼻閉を主徴とする鼻粘膜のI型アレルギーである。

鼻アレルギー(nasal allergy)とも呼ばれるが、この場合は鼻粘膜における炎症である鼻炎以外、すなわち副鼻腔などを含む鼻におけるアレルギー疾患全般を指す。しかしながら、アレルギー性鼻炎と鼻アレルギーとはしばしば同義に用いられる。

鼻過敏症(hyperesthetic rhinitis)と呼ぶこともあるが、これはさらに広義であり、アレルギーの機序によらない鼻疾患、たとえば血管運動性鼻炎なども含む概念である。

アレルギー性鼻炎には通年性と季節性があり、後者の代表的なものに花粉症がある。空気が乾燥する季節に限って、鼻炎を起こすケースもある。

やや狭義および一般市民の間で用いられる意味でアレルギー性鼻炎と言った場合、通年性のアレルギー性鼻炎を指すことが多い。通年性アレルギー性鼻炎の代表的なものは、ハウスダストによる鼻炎である。しかし、カビによる鼻炎も少なくないことがわかってきている。

治療法

他のアレルギー疾患同様、抗原回避は非常に重要である。ハウスダストは空気中を舞っているわけではないのでカーペットなどを変更するといったことが効果的である。しかし、症状が出現しないほど抗原量が減るには相当時間がかかるので即効性は低い。

治療に関しては、ガイドラインが作成されている。まずは十分に症状、アレルギー反応を抑えて、徐々にステップダウンしていく方針をとられる。中心的な薬物は経口抗ヒスタミン薬である。急性の閉塞症状があるばあいは血管収縮薬を用いることもあるが、薬剤性鼻炎の原因となるため、使用は1週間程度にとどめる。また点鼻薬は基本的に鼻中隔に当てないように鼻の外側に噴射する。特に血管収縮薬、ステロイドでは鼻中隔穿孔が報告されている。アレルギー性結膜炎を合併した場合はザジテン点眼薬を用いることもある。
経口抗ヒスタミン薬
鎮静作用がなく眠気が少ないものとしては、第三世代抗ヒスタミン薬であるアレグラ®やクラリチン®が用いられている。眠気は強いものの抗ヒスタミン作用の強いものとしてジルテック®、アレロック®、タリオン®が用いられる。
経口抗ロイコトリエン薬
オノン®やキプレス®・シングレア®が用いられることが多い。鼻閉に対しては抗ヒスタミン薬よりも有効であるが点鼻ステロイドよりは効果が落ちるといわれている。アレルギーの発症にロイコトリエンD4が関与しない患者ではまったく効果を示さず、おおむね60%の患者で効果を示すといわれている。作用発現に2週間ほどかかるため、持続的鼻閉感を訴えるアレルギー性鼻炎の患者で好んで用いられることが多い。
点鼻抗ヒスタミン薬
眼症状がない軽症の患者や経口薬を増やしたくない時に用いる。ザジテン点鼻薬が良く用いられる傾向がある。
点鼻ステロイド薬
初期は定期的に処方し、症状が落ち着いたら頓用に切り替える。抗ヒスタミン薬と併用することで使用量を減らす場合が多い。フルナーゼ®を一日2回や、ナゾネックス®・アラミスト®を一日1回を使用する。
血管収縮薬
ナーベル®、トーク®、プリビナ®という薬がよく用いられる。肥厚性鼻炎の原因となるため1週間以上の使用は推奨されない。通常は3日間の使用で十分である。ナーベル®は1日3回まで1回につき2プッシュという制約がかかることが多い。
点鼻抗肥満細胞薬
作用時間が短いため就寝前、起床時、外出30分前を含め、1日6回投与する。インタール®スプレーがよく用いられる。小児では扱える抗ヒスタミン薬が少ないためよく用いられる傾向がある。
漢方薬(小青竜湯など)
効能に個人差がある。

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